成人向表現に関する情報(2020年 ARCHIVE)

成人向け製品の頒布は出来ますか?
可能です

ただし、展示、設営などで制限が有ります。

申込みでの注意点は?
申込時に「R18有り」の申告をするだけです。
制限とはなんですか?
いわゆるエログロ系ポスターの掲示や卓上での展示が出来ません。

うっかり近寄ってきたお子様の目にうっかり入らないようにする配慮を求めます。

いわゆる絆創膏修正は認められません。
必要に応じて幅広のテープなどで一般的な少年誌の基準よりも多めに隠して頂く対応をお願いする場合があります。

ただし、来場者に求められた場合に全体の開示をすることは可能です。

なぜ制限をするのですか?
おそらくは極めて少ないであろうと思われる成人向けサークルを壁などで囲いたくはありません。

しかし、同人誌に不慣れな一般の方も来場するとびもの学会では、一般的な同人誌即売会で採用されている成人向けサークルの展示方法では不用意に視界に展示物が入る問題をクリアできません。

そのあたりのトレードオフの結果です。

どこからが成人向け?誰が判断するの?
性的興奮、残虐性による興奮を得る事を目的としている作品を成人向けとします。

ぶっちゃけて要約するなら、「ご近所様が眉をしかめるようなエゲツイのは成人向けと判断する」というしばりです。

当方での現在の基準は、性行為や性器などの露骨な表現などが多数含まれる製品、きわめて残虐な表現が中心となる作品などが該当します。成人向けに関しての最終的な判断は、主催と会場担当者の主観的な判断となります。

パンチラや温泉シーンなどはどうなの? Hシーンはちょっとでもあったらダメなの?
そういった表現を一切未成年には見せてはいけないものだとは、こちらでは考えていません。

同人誌即売会は、出展者が自己の責任において自作製品を直接対面販売(頒布)する場です。最終判断はご自身で行って頂く必要があります。

が、どうしても心配な場合は個別にご相談ください。

※ご注意※
厳密な具体例を主催が準備するべきとおっしゃる方の製品持込は歓迎いたしません。

とはいえ、作品の表現上の都合やカットなどでそういった、「言葉で定義するとR18」扱いに判断されそうな内容が部分的に含まれる作品もあるとおもいます。この判断は製作者と頒布者の判断に依存することになります。

成人向け製品頒布は未成年に対する頒布の全責任を頒布者が負う事を前提としています。
そこに、主催者が 『イベントを今後も継続運営出来るように』 その場の判断で可否や条件判断を追加します。

法律で明確な成人向けが定義されていない以上、成人向けに対する判断は主観的にならざるを得ません。作者がどうしても未成年に表現したいものを私たち主催側はできるだけ制限したくありませんが、運営上の都合による制限との折り合いを付けなければならないのです。

現時点における成人向けに対する判断方法とはそういうものだと御認識ください。